ポーカーの遊び方

ポーカーのルール・ゲームの流れ

ポーカーについて

ポーカーの基本ルール

数字の強さ

A>K>Q>J>T>9>…>2
役判定においても、同じ役の場合は、数字の強い方を勝利とします。

役の強さ
  • ロイヤルストレートフラッシュ
    • 同じスート(マーク)で、AKQJTの5枚で構成される最も強い役。
  • ストレートフラッシュ
    • 同じスート(マーク)で、階段状に並んだ数字5枚で構成される役。
  • ワンペア
    • 同じ数字2枚で構成される役。

アクションの一覧

アクションの一覧

自分より前にチップを賭けている人がいない場合

  • チェック
    • チップを上乗せしたり賭けたりせずに、次の人へアクションを移すこと。
  • ベット
    • 新たにチップを賭けること。このとき、ビッグブラインド以上を賭けられる。

自分より前にチップを賭けている人がいる場合

  • コール
    • 直前のベット額と同額のチップを賭けること。
  • レイズ
    • 直前のベット額に賭け金を上乗せすること。
  • オールイン
    • 自分の持っている全てのチップを一度に全て賭けること。
  • フォールド
    • そのゲームに参加しない・途中で負けを認めること。

ポーカーの遊び方・ゲームの流れ

テキサスホールデムは、各プレイヤーに配られる2枚のカード(ハンド)と、テーブルに公開される全員が使用できる共通カード5枚の合計7枚を、最も強くなるように5枚組み合わせて「役」を作ります。共通カードはまとめて5枚で開かれず、ベットラウンドをそれぞれ通じながら、3枚、1枚、1枚で開かれていきます。
テキサスホールデムの勝利条件は2つあり、①5枚のカードで「役」と呼ばれる特定の組み合わせを作り、他のプレイヤーよりも強い役を揃える、②ハンドを持っている人が1人になった時点でその人の勝利になります。
相手の所作やアクションから手札を予想したり、自分の手が弱くても強気な態度で相手をゲームから降ろさせたりする(ブラフ)といった、駆け引きも大きな魅力です。

  • (初めてゲームを開始するとき)ボタンの決定
    • 誰からビッグブラインドを払ってゲームを進行するか、ディーラーがハイカードで決めます。
  • ブラインド(強制参加費)のベット
    • ボタンの右隣にいる人がスモールブラインド(SB)を、SBを払った右隣にいる人がビッグブラインド(BB)を払います。それぞれが何点ポストするかは、テーブルのレートによって異なります。
  • カードの配布
    • ディーラーが各プレイヤーに2枚ずつカードを裏向きで配ります。
  • <プリフロップ>1回目のベットラウンド
    • 自分のハンドを見て、ゲームを続投するか、降りるかを決めます。全員のベット額が同じになるか、ハンドを持っているプレイヤーが1人になるまでこのラウンドが続きます。アクションは、ビッグブラインドを払った次の人から時計回りになります。
  • <フロップ>2回目のベットラウンド
    • 3枚の共通カードが場に出され、ハンドと組み合わせて役を作ります。できた役を踏まえて、ゲームを続投するか、降りるかを決めます。ここでのアクションは、ボタンの次の人から時計回りになります。
  • <ターン>3回目のベットラウンド
    • 4枚目の共通カードが場に出され、合計6枚のうち、役が最も強くなる5枚を選択します。できた役を踏まえて、ゲームを続投するか、降りるかを決めます。
  • <リバー>4回目のベットラウンド
    • 5枚目の共通カードが場に出され、合計7枚のうち、役が最も強くなる5枚を選択します。できた役を踏まえて、ゲームを続投するか、降りるかを決めます。
  • ショーダウン
    • 残ったプレイヤーがハンドを公開し、最も強い役を作った人が、そのゲームで賭けられたチップ(ポット)を獲得します。
  • 注意点
    • 役の強さが同じだった場合、数字の強さで勝敗を決めます。例えば、6のワンペアとAのワンペアは、Aのワンペアが勝利となります。
    • 役・数字の強さが同じだった場合、キッカー(役以外に使用した他のカード)で勝敗を決めます。ワンペアの場合、ワンペア以外で使用する3枚の数字の強さで勝敗を決めます。
    • 役・数字・キッカーの強さが同じだった場合、賭けられたチップを強さが同じだった人たちでチョップ(等分)します。

注意点

ポーカーには守られるべきルールが多くあります。その中でも初心者がやりがちな間違えをルールを交えながら説明します。
それ以外のルールは、こちらから確認することができます。

  • 発声優先
    • 発声したアクションと行動に違いがあった場合、発声が絶対に優先されて訂正できません。
      ルールに慣れるまでは、アクションを発声しましょう。
  • ベットアクションは1回
    • ベットアクションは1回しかできません。
      ストリングベット(自分の持ち点へ複数回手を伸ばしてベットアクションを行う)はアングルシューティング(相手の顔色を伺いながらベットする不正行為)の観点から認められません。
      ベットやレイズしたいときは、先に発声するか、ベット額を手に持ってアクションしましょう。
  • ワンチップドロップ
    • 直前のベット額より大きい額のチップ1枚を、無発声でテーブルに置くとコールの扱いになります。
      レイズしたいときは、「レイズ」と発声するか、レイズ額を発声しましょう。
  • ショーワン・ショーオール
    • ゲームに参加中は、自分のハンドを他のプレイヤーや観客に見せてはいけません。
      もし、誰か1人にでも見せた場合、他の全プレイヤーにも見せる必要があります。
  • プレイ批判の禁止
    • もし腹が立つようなプレイがあったとしても、相手への暴力や暴言を吐いたり、プレイを批判する行為は禁止です。
  • チップの譲渡や売買の禁止
    • 当たり前ですが、チップの売買は賭博罪に問われるため禁止されています。また、わざと負ける行為や、チップを他のプレイヤーへ渡す行為も禁止です。